大学時代について 咽喉頭異常感症編

今日は、大学3年のときに発症した咽喉頭異常感症について書きたいと思います。

大学3年の秋、夏から季節の移り変わりということもあって鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状を感じていました。

なかなか治らず、何もしていない普段でものどに違和感を感じるようになりました。

原因を調べたり、いろいろ検索してみて、耳鼻科に行くことを決意しました。

耳鼻科へ行って、喉の奥に薬を塗るような治療をしてもらって、その直後は治ったように感じました。

でも、翌日になると元通り。

その後も2,3回耳鼻科へ行って同じ治療をしてもらいましたが変わりませんでした。

喉の不快感を感じながら過ごしていたある日、とってもつらいことが起こりました。

外食先で、のどの違和感によって固形物が詰まってしまいました。

それをきっかけに、固形物が食べられなくなりました。

約1か月半ほどは、固形物を全く受け付けず、ゼリーやスープで食事を摂っていました。

あまりに違和感が抜けず、知り合いの紹介で漢方専門の病院に通院を始めました。

そこで、不安神経症からくる、「咽喉頭異常感症」だと診断されました。

(咽喉頭異常感症は、ヒステリー球、梅核気ともいうそうです。)

その漢方の病院は、オーダーメイドの処方で、顆粒とかではなく、煮出すタイプのものでした。とっても苦かった…(泣)

通院のおかげで、少しずつ食べられるものが増えてきて、症状も少しずつ良くなっていきました。

でも食事の時に喉が閉まるような感覚があって、途中で食事ができなくなることもありました。

食事をしていない時も気になる日と気にならない日があって、バイト中は気になりませんでした。

結局喉の違和感が改善されるまで、2年半かかりました。

それでもまだ今もトラウマで食べられない食材もあります。

今も調子が悪かったり、ストレスが大きくかかると、食事ができなくなるほど喉がしんどくなります。

ずっと付き合っていかないといけないのかな、と思うと気が遠くなりますが、家族もこの症状を理解してくれています。

うまく付き合っていきたいと思います。

今同じような症状を持っている方の少しでも力になれたらと思います。