祖父が亡くなりました

こんにちは。きぬどうふです。

先日、祖父が亡くなりました。
2ヶ月ほど前に体調を崩し入院してから、だんだん衰弱してしまい、ついに旅立ちました。
(コロナではありません。)

野菜作りが大好きでいつも早起きして畑に水やりをしていた祖父。
作った野菜や孫の好きそうなお菓子をダンボールいっぱいに入れて送ってくれて、それがいつも楽しみで楽しみでしょうがありませんでした。

お盆やお正月に行くといつも祖母と一緒に美味しいご飯を買って準備してくれて、買い物に行っては好きなもん買っていいよ、と甘やかしてくれました。
本当に愛情いっぱいの祖父でした。
大好きで大好きで、孫のことを本当に心から可愛がってくれる祖父でした。

「体に気をつけてがんばりいよ」
「いっつも応援しとるけんな」

これが祖父のいつもの口癖でした。

いつかは訪れるとどこかでは意識して覚悟していたけれど、いざその時が来ると全く覚悟出来ていなくて、何も受け入れられません。

顔は穏やかでまるで眠っているようでした。
食事が摂れなかったことから、だいぶ痩せてしまいましたが、笑っているようにさえ見えるほど穏やかで、すぐにでも目を覚ましそうでした。

お通夜にも親戚の方が来てくださり、祖父も嬉しかったのではないかと思います。
お寺さんにお経もあげていただき、滞りなくお通夜を終えられました。
お寺さんへも、近所の檀家さんとの繋がりで世話役をすることも多く、頼りにされていた祖父でした。
葬儀にもたくさんの方が来てくださり、本当に嬉しかったのではないかと思います。

たくさんのお花、お手紙、私が入院時に作った千羽鶴、大好きだったあんぱん、細巻きなどに囲まれて、祖父は静かに旅立っていきました。

まだ正直つらすぎて毎日毎日泣いています。
泣くことでしか、辛さを表現できません。
泣いてばかりだと祖父も気持ちよく過ごせないかもしれませんが、もうしばらく悲しみに浸りたいと思います。

おじいちゃん、たくさんたくさんありがとう。

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